議会委員会 議事録
 
2013年 12月 19日(木)
総務委員会 ひきこもり



〇島田委員

 私の方からも、引き続きましてひきこもり対策に関連しまして、主にサポートネットを中心にお伺いさせていただきますが、重複しているところはなるべく省かせていただきまして、端的に質問させていただきたいと思っております。

 前段の議論で、ひきこもりが非常に大きな社会問題となっているということがありまして、大変、社会も関心が高まっているところでございます。
 その中で、アウトリーチですか、訪問支援の話がありました。確かに、積極的に対象の方々にアプローチすることも重要だというふうに考えますが、一方で、ひきこもりの方々の特性、そういったものを考えると、電話あるいはメールで気軽に相談できる体制をしっかりと整備していくこと、これも大変重要なことであるというふうに考えております。

 区市町村もひきこもりの相談を行っておりますが、ひきこもりを専門としている窓口は少ないことから、ワンストップで対応できるひきこもり相談は大変重要だと考えております。
 このような観点から、都は、ひきこもりの状態にあるご本人やご家族に心理的援助を中心とした包括的な支援を行うほか、状況に合わせて適切な相談支援機関を紹介し、ひきこもりご本人の社会参加の一助となるため、電話やメールによる相談窓口であるひきこもりサポートネットを実施しております。
 都は、ひきこもり本人や家族向け相談窓口、ひきこもりサポートネット事業を実施しておりますが、ひきこもりサポートネットにおける相談の状況についてお伺いいたします。


〇坂田青少年対策担当部長 

ひきこもりサポートネットにおきましては、電話やメールで、平成二十四年度では五千八百五十三件の相談を受け付け、年々増加傾向にございます。
 相談者の約四〇%以上が三十歳代以上でございまして、また、全体の約三〇%以上が、ひきこもり期間が五年を超えております。

 相談内容を踏まえ、保健相談機関へ三六・一%、就労相談へは二七%などと、保健や就労を中心に、教育や福祉などの適切な関係機関を相談者に紹介しているところでございます。


〇島田委員 

今ご答弁をいただきましたが、相談件数は年々増加傾向にあり、この事業のニーズが高まっているということがわかりました。また、相談者の四〇%以上が三十歳以上であり、三〇%以上が五年を超えているということで、ひきこもりの長期化が大きな問題になっているということがわかりました。

 ひきこもり本人の長期化に伴い、その保護者が面倒を見られるうちはいいと思うんですけれども、将来、その保護者が高齢になって面倒を見られなくなったらどうなるかという将来不安、これが大きな問題であるというふうに思いまして、ひきこもり対策は非常に重要であるというふうに思っております。

 この答弁の中で、ひきこもりサポートネットでは、相談内容を踏まえ、保健相談機関へ三六・一%、そして就労機関へ二七%など、適切な機関を相談者に紹介しているということでございます。

 先ほどの話もありましたけれども、ひきこもりの原因や長期化する背景などは、一人一人異なるわけでありまして、このような若者を社会参加へつないでいくためには、関係部署と十分な連携を図る必要があると考えております。このため、どのような連携を図っているのか、お伺いいたします。


〇坂田青少年対策担当部長 

現在ひきこもり状態にある若者にかかわる福祉、医療、教育、就労などの関係機関を委員としたひきこもりに係る連絡調整会議を年三回開催し、ひきこもりにかかわる相談機関の実務的な連携強化を図っております。

 また、教育庁と連携いたしまして、不登校・若者自立支援フォーラムを開催するなど、不登校児童生徒を引きこもらせないための予防的な取り組みも行っております。
 さらに、高等学校の中途退学者や不登校生徒等を支援している東京都教育相談センターに、青少年・治安対策本部のひきこもり支援にかかわる施策などの情報を提供しております。

 今後も引き続きまして、ひきこもりの多様な状況に合わせ、幅広く関係機関と連携してまいります。


〇島田委員 

先ほど地域との連携という話もありましたけれども、やはり福祉だとか医療、教育、就労など、そういったところと連携を図っていくことが、今後のひきこもり対策を考えていく上で大変重要かなというふうに思っております。

 野上委員もそうでしたけれども、私も、中学、高等学校の現場におりまして、特に思春期の中学校では、不登校の生徒を学校にまた戻すという大変な苦労がございましたけれども、学校に戻っていただくためには、家庭の協力はもちろんなんですけれども、先ほど第三者ということもありましたけれども、医療機関とかその他のいろんな機関と連携して、不登校生徒に対応した覚えがあります。

 ひきこもりも、不登校生徒と同じように原因がさまざまでありまして、例えば心の問題であったり、あるいは職場での人間関係等もございまして、そこで話もありますように、医療機関とか就労機関などの連携が、非常に重要でないかなというふうに思っておりますし、学校での不登校が、将来のこのひきこもりにも関係するんじゃないかと私も危惧しているんですけれども、先ほどご答弁の方にありましたとおり、不登校児童生徒を引きこもらせないような予防的な取り組みも、今、教育機関と連携して行っているということでございまして、このような取り組みが非常に今後とも重要だなというふうに思っております。

 関係機関と綿密に連携をして、今後のひきこもり対策の促進を要望いたしまして、私の質問を終わります。


 
議事録

都議会厚生委員会質問内容

第2回定例会一般質問

厚生委員会質疑

2015年12月9日 島田都議 一般質問を行いました

第3回定例会 島田幸成都議 一般質問を行いました

平成26年3月17日 総務委員会にて質疑

2013年12月 総務委員会 猪瀬知事に質疑

特別委員会 委員会質問 平成24年度の決算について

総務委員会 ひきこもり

各会計決算特別委員会  都有地について 10月28日

総務委員会  10月22日

2013年9月 一般質問

13年3月 予算特別委員会 多摩ビジョンほか

12年11月 経済港湾委員会 産業振興、多摩産材活用について

12年9月 定例会一般質問 次世代人材育成ほか

12年6月 文教委員会 スクールカウンセラーについて

12年3月 予算特別委員会 多摩地域の産業振興施策ほか

11年12月 文教委員会 都立高校改革について

11年11月 文教委員会 私立学校への震災対策について

11年11月 スポーツ振興局 東京マラソン財団について
 
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